手作り好き!の子育て

子育てと気になること

「私たちは子どもに何ができるのか」学習のための積み木と、規律から気になる部分を抜粋

幼児期のストレスが発達中の神経システムに「警戒を怠るな」「困難な人生に備えよ」という信号を送るように、
ぬくもりや敏感な反応はそれと反対のメッセージを送る。
「きみは安全だ」「先行きは明るい」「ガードをおろせ。まわりの人が守ってくれるし、養ってくれる」「好奇心を持て。世界はすばらしい驚きにあふれている」
(学習のための積み木より)


逆境にさらされてきた子供たちが学校医でいちばん必要としているのは
「ストレス反応から影響を受けているはずの能力を、改めて発達させるチャンスである。それは、絆をつくる能力、ストレスを調整する能力、何より自制する能力だ」
しかし現実には、こうした能力に欠けるために苦労している生徒たちは、学校システムのなかではこう見なされている。
「どうしたら規律を守らせることができるのか?」
学校側には、子供が健全な自制のメカニズムを発達させられずにいることがわかっていない。
彼らの目には、単に問題行動を繰り返す子供としか映らないのだ。
(規律より)